職員インタビューvol.2
経験を積み精神看護の
スペシャリストを目指す
准看護師 / 2017年入社
認知症の祖父を担当した看護師に感動、
精神科の医療に興味を抱く
私が看護師を目指したきっかけは祖父でした。とても几帳面でしっかりしていた祖父が認知症を患い、家族で世話をするときにかなり苦労していたところ、処置を担当してくれた看護師が上手く祖父を誘導し入浴させるのを見て、看護師のスキルの高さとまた精神科の部門に関して興味を抱きました。その後、自分も手に職をつけるならば医療分野に進みたいと決心し、看護師を目指しました。以前は佐賀県の病院の精神科で働いていましたが、母の沖縄転勤をきっかけに移住することにしました。女手一つで私を育ててくれた母と、そして少し体調がすぐれなかった祖母の３人が離れて住んでいましたが、沖縄でまたみんなで一緒に住み家族の時間を大切にしたいと考えました。
開放的な施設と地域との交流が
盛んな場所で働きやすい環境
沖縄には旅行でも行ったことがなく、知り合いもいないため、就職には看護師専門の就職支援ツールを使用しました。天仁会を紹介され、ホームページを見たときに、施設の清潔さと緑豊かで開放的な様子に心惹かれ、就職を決めました。実際に働いてみると、施設は高台にあり沖縄の美しい空と海を臨む開放的な雰囲気で、また地域の方々と一緒にイベントを開くこともあり、患者さんやそのご家族だけでなく、地域住民の方々も一緒に歌ったり踊ったりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。地域密着型の交流できる場所として開かれていることに驚き、精神科病棟という概念を覆していただきました。県外出身のため、最初は方言が全くわからず患者さんとの意思疎通に戸惑うこともありましたが、私が言葉を知らないということがわかると、それをきっかけに言葉の意味を教えてくれるので、逆にコミュニケーションがスムーズになったと思います。一緒に働く職員の皆さんも初めから気さくに話しかけてくれて、すぐに馴染むことができました。
家族との時間を大切に、向上心を高め
看護師を目指して邁進する
業務中はバイタル測定や与薬、食事の準備や片付け、院内散歩のサポートなど忙しいですが、やりがいを感じます。先輩看護師もいますので、わからないことや困ったことがあれば気軽に相談できますし、毎日ミーティングで情報共有を密にしています。またスキルアップのための勉強会も定期的に開催されており、研修制度も設けられています。今後看護師を目指す私にとって、働きながら向上心をもって勉強に集中することができるとても良い環境だと思います。また、天仁会はほとんど残業がありません。早番だと7:00に出社し16:00に勤務が終わります。そのため勤務後は職員同士で遊びに行ったり、家族との時間を過ごすことができます。今後も常に患者さんの目線に立って考えられる医療を心がけ、精神科の看護師としてスペシャリストになるべく邁進していきたいと思います。
